歯の痛み、放っていませんか?虫歯が進行する前に早めの受診をしましょう。当院では無痛麻酔や白い詰め物治療を導入し、虫歯の早期発見・早期治療と予防に努めています。
虫歯の治療方法
初期の虫歯は「コンポジットレジン」
初期の小さな虫歯であれば、悪い部分だけを削り取り、プラスチック素材のペーストを詰めて光で固める「コンポジットレジン(CR)」による充填で白く詰めることが可能です。この治療は健康保険が適用になります。
中期の虫歯は「インレー」
上記のコンポジットレジンで対応できないような広い範囲の虫歯は「インレー」と呼ばれる、いわゆる技工による金属やセラミック等、様々な詰め物の治療が適応になります。根管治療後に行われるケースもあります。
関連項目⇒セラミックインレーについて
中~大きな虫歯は「クラウン」
上記のインレーで対応できないような、歯の頭を大きく失うような虫歯には、クラウンと呼ばれる、いわゆる被せ物の治療が適応になります。根管治療後に行われるケースもあります。
関連項目⇒セラミッククラウンについて
深く進行した虫歯は「根管治療」
虫歯が歯の神経(歯髄)にまで到達している場合は、根管治療を先に行う必要があります。歯内療法とも呼ばれる虫歯の基本的な治療方法で、虫歯に感染した歯髄を取り除きながら消毒・密閉していきます。
抜歯
歯が残せないほど大きく虫歯が進行した場合は、最悪のケースで抜歯になります。こうならないように虫歯を放置せず、早期受診と予防が大切になります。
痛みを放置しないで:「無痛麻酔」について
虫歯の痛みを長い間放置する原因に「歯医者が怖い・苦手」とう方もいらっしゃるかと思います。現代の歯医者さんは痛みを軽減する様々な技術が確立されています。その方法の一つが「無痛麻酔」のシステムです。
詳しくはこちら⇒無痛麻酔について
虫歯予防のための検診・クリーニング
生涯にわたって虫歯にならないために、歯科医院で定期的にクリーニングを受けましょう。
詳しくは予防歯科のページをご覧ください。
虫歯のない代々木八幡の地域を目指して
ドクター福富より
アメリカの大学病院で3年間診療を経験して目の当たりにした事実なのですが、アメリカ人の患者さんは日ごろからしっかりと歯科医院での検診とクリーニングを行っている方が多く、そういった方々は本当に虫歯の人が極めて少ないんです。
それにはアメリカの保険制度と虫歯の治療費が関係しています。アメリカの保険には半年に1回、無料検診・クリーニングが加入した医療保険に付けられています。そして虫歯治療はアメリカでは高額なのです。ですので、歯科医院には皆さん必ず来るようになります。歯が如何に大切であるか…そんな意識付けが子どもの頃から出来ています。
もちろん全く虫歯の方がいなかったわけでもなく、アメリカは格差社会の事情がありましたので、一部の移民の方々は保険料を払えない人や、欧州から中長期滞在などで見えられた患者さんの中にはひどい虫歯の方もいらっしゃいました。しかし医療保険に入られ、かつ検診・クリーニングの意識が高い人には虫歯が少なかった(あったとしても本当に極小さな初期の虫歯くらいだった)のが事実でしたので、やはりアメリカ本土の医療保険の精度と国民の歯に対する意識は相当なものだと感心していました。
子どもの時からフッ素やクリーニング等の予防で通い「歯医者さんは恐いところではない」という認識が生まれますので、大人になってからもそれは習慣付きます。
万が一治療になったとしても、怖さがありませんので、子どもでも大人でも意外とスムーズに治療を進めることができるのです。虫歯をほったらかしにして、ぎりぎりでいざ歯医者さんに行って、余計に痛いことをされ、余計に歯医者さんが嫌いになる、といった悪循環が生まれません。
この代々木八幡・代々木公園・代々木上原の地域でも、そのような習慣を持っていただける皆さまが一人でも多く増えてくれたら嬉しく思います。お子さんも大人の方も検診とクリーニングで歯医者さんに通う習慣をつけて治療にならないよう予防をいつまでも心がけていただければと思います。
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